ありきたりなイラストじゃつまらない!最後のポイントは独創性!

描き手の温もりが伝わるイラスト

企業のホームページでの商品やサービスの解説に写真ではなく漫画やイラストが使われることが目立っていますが、写真でも良さそうな箇所にあえてイラストを掲載するのは、わかりやすさや親しみやすさを高めるためです。商品の構造上写真では細部の解説が難しいところ、線をシンプルに表現し場合によっては省略も可能なイラストのほうが使用方法などの説明に向いているケースがあります。馴染みのない人には近寄り難く思える機械製品などもデフォルメされたイラストの図解によって気構えせずに仕組みが理解できるようになるなど、実物の印象をソフトにすることにも役立ちます。
何よりも描き手の個性が伝わるイラストからは「人が描いた」という温もりが感じられることで親近感を抱かせる効果があり、その点においては、写真のような正確さで描かれたイラストよりも描き手によるデフォルメが加味されたもののほうが好ましいということになります。

独創性と好感度のバランスが重要

製品の使い方や機械の操作方法などは正確に描く必要があるものの、それを扱っている人物のキャラクターは親しみやすい雰囲気のほうが好ましく、コミカルで柔らかい印象の絵柄であるほど見る人の「自分にも出来そうだ」という気持ちを無意識に高めるメリットを持っています。
広告などに使われる商業イラストに至っては多くの人に好印象を持ってもらう必要があり、商品によっては斬新で強烈過ぎる印象の絵柄よりは親しみやすく万人受けしそうな絵柄のほうが向いていることもあります。どこかで見たようなイラストや既成の絵柄にあまりにも似た印象のものは、広告で大事な目立つというポイントを外してしまいますが、個性が強すぎて好き嫌いが分かれるような極端な絵柄も商業イラストには不向きということになり、ありきたりなイラストと感じさせない独創性と多くの人を魅了する好感度のバランスが重要と考えられます。